株式投資をしている方でも、デイトレードなどの株そのものの売買差益で利益を求める方と、長期保有をすることで配当金や株主優待を得ることを目的とする方とがいらっしゃいますが、普段から株式市場の値動きを細かくチェックしていられない場合には安定企業の株式を長期保有をして、配当金や株主優待を得ることを主な目的としておくのが無難です。

株主優待狙いでの株式投資ではどのような銘柄を狙えばいいのでしょうか。

おすすめなのは、ご自身が普段使うお店などを経営している会社の優待券を狙うというものです。

大手飲食チェーン店を経営している会社では、その飲食店で使える金券をもらえることが多いので、自宅近くや会社近くなどでよく利用する飲食店であれば、今まではお金を払って利用していたところをその金券分そのまま家計を圧縮することが可能になります。

次におすすめなのは、お米券などの金券を株主優待としている会社の株を購入することです。

お米はたいていの方は必ず買うことになるものですし、それ以外の金券でもご自身が券を持っていなくても必ず買うようなものであれば、その分はそのまま家計を圧縮できます。

こうして見ると、どこでも使えるお米券などの金券のほうがお得なのではないかという気もしますが、所有する株価に対する金券の額面を比較すると、たいてい自社で経営している店舗だけで使える券のほうが額面が多いケースが圧倒的に多いので、結果的には飲食店などの特定の店舗での利用券を貰うほうがお得になります。